dScript とは


dScript とは


dScript は、イギリスのDevantech社が開発した、IoT(Internet of Things, モノのインターネット)のためのプログラミング言語です。Devantechの dScript対応の機器(モジュール)で実行されることができます。専用のIDEでdScript対応機器で解釈される、効率的なバイトコードにコンパイルされます。
専用のIDE(統合開発環境)には、エディター、コンパイラー、モジュールへの転送機能が含まれています。
dScriptは、BASICではありませんが、構文は、Visual Basicやマイコン用BASICに使い慣れた方ならなじみ深いものでしょう。

マルチスレッド

マルチスレッドとは、プログラムを同時に実行する機能です。
これは、各プログラムごとに別々のCPUを持つようなもので、それぞれ独自の小さなプログラムを実行しています。プログラムの各区分は、スレッドと呼ばれます。
dScriptは、ネイティブなマルチスレッドコンパイラです。使用可能なRAMの上限まで、任意の数のスレッドを作成することができます。

Webサーバー

dScript Webサーバーを使用して、独自のWebページを作成してモジュールにアップロードすることができます。
Webサイトは、Ajax技術を使用し、ページ全体を更新することなく、変数を変化させることで表示されている数値等だけを変化させることができます。Webページ上のボタンから、モジュール上のリレー、デジタル出力等を制御することができます。
CSSを使用してWebサイトをフォーマットしたり、独自の画像やロゴも入れることができます。

安全

銀行がネットバンキングで口座の所有者であることを確認する方法と同様の方法を使用することで、予め設定されたデバイスとブラウザの組み合わせだけがWebページにアクセスできます。
サーバーは、予め格納されたパスワードから3つのランダムな文字を選択する3つの独立した乱数を送信します。これらはハッシュされ、ハッシュはクッキーとして保存されます。ウェブページを表示できるのはこのクッキーです。ブラウザが閉じられるとクッキーは削除され、数秒間使用しないとログアウトするとサーバーによって無効にされます。その結果、あなただけがウェブページにアクセスできます。

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