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USB接続加速度・角速度センサーJoyWarrior56FR1-WPで波形が表示されない場合の対処方法

ドイツCode MercenariesのUSB加速度・角速度6軸センサーJoyWarrior56FR1-WPは、パソコンのUSBに接続し、3軸方向の加速度計として使用でき、傾斜センサー、振動センサー、衝撃センサーとして使用できます。 また、加速度に加え、3軸方向の角速度も測定することができます(加速度3軸+角速度3軸で合計6軸)。パソコンでは、HIDジョイスティックとして認識されるため、別途、デバイスドライバーをインストールする必要がありません。
HIDなので、Windowsだけでなく、Linux、Mac OSでも使用することができます。

そのJoyWarrior56FR1-WPを専用グラフ表示アプリケーション、MotionPlotterで波形(グラフの線)が表示されない場合があります。特にWindowsアップデートを行った後に不具合が生じやすいようですが、Code Mercenaries によると原因はわかってないそうです。

その場合は、下記の方法で一旦ドライバーをアンインストールすることにより、改善されるようです。

パソコンのUSBにJoyWarrior56FR1-WPが接続されている状態でデバイスマネージャーを開きます。JoyWarrior56FR1-WPは、下記のように1個のセンサーでヒューマン インターフェイ スデバイスにHID 準拠ゲーム コントローラーで1件、HID 準拠デバイスで2件、USB 入力デバイスで3件の合計6件登録されています。

これらを各々アンインストールするわけですが、キーボードやマウス等、ほかの機器の可能性もあります。よって、下記の方法で対象かどうか確認します。

デバイスマネージャーの該当項目を右クリックし、表示されたウィンドウのプロパティをクリックします。

それで表示されたウィンドウの詳細タブを選択し、プロパティでハードウェア IDを選択します。
下記のように VID_07C0&PID_111A が含まれていれば、該当デバイスがJoyWarrior56FR1-WPであることを意味します。

OKをクリックし、デバイス一覧のウィンドウに戻り、該当デバイスを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。

下記のように確認ウィンドウが表示されますので、「アンインストール」をクリックしてください。

下記のように項目(デバイス)が減ります。同様に残りの5件もアンインストールします。

6件をアンインストールすると、下記のようになりますので、加速度・角速度6軸センサーJoyWarrior56FR1-WPをパソコンのUSBから一旦抜いてください。その後、10秒ほどたってから、再びパソコンに接続してください。

すると、また、インストールされ、下記のように表示されます。

MotionPlotter で波形表示をお試しください。下記のようにセンサーを動かした際、波のように表示されると正常です。

USB接続加速度センサー JoyWarrior 24F14-WP の使い方

 

JoyWarrior 24F14-WPは、パソコンのUSBに接続し、3軸方向の加速度計として使用できます。また、傾斜センサー、振動センサー、衝撃センサーとしても使用できます。 パソコンでは、HIDジョイスティックとして認識されるため、別途、デバイスドライバーをインストールする必要がありません。
HIDなので、Windowsだけでなく、Linux、Mac OSでも使用することができます。
地震センサーとして使用することも可能です。

http://www.elefine.jp/SHOP/JW24F14-WP.html

 

パソコンへの接続

パソコンのUSBへ接続します。標準的なアナログジョイスティックとして認識されますので、別途、ドライバー等をインストールする必要はありません。

テスト用プログラム

各軸の数値表示、簡易的なグラフ表示だけでしたら、テスト用プログラムで行うことができます。
下記より、テスト用プログラム等が含まれているZIPファイルをダウンロードします。

http://www.codemercs.com/downloads/joywarrior/JoyWarrior24F14_win.zip

ダウンロードしたZIPファイルを展開(解凍)すると、下記のようなファイルができます。
JW001

Tilt Sensing

各軸の加速度の数値、および、それらの数値から計算した、各方向の傾きを表示します。

JoyWarrior Device: のドロップダウンリストで、デバイス(ID)を選択します。IDが表示されない場合、USBへの接続の確認等を行ってください。

JW002

Run ボタンをクリックすると、各数値が表示されます。

JW015

Seismograph

各軸の数値の変化を折れ線グラフとして表示します。
Seismograph 1.0 .exe を実行すると、下記のように表示されますので、左のドロップダウンリストで、デバイス(ID)を選択します。IDが表示されない場合、USBへの接続の確認等を行ってください。

JW006

その隣のドロップダウンリストの “2G”、”10Hz” は、それぞれ、レンジ(最大加速度)、更新頻度を表します。必要に応じて変更してください。

Seismographの下記のボタンをクリックすると、記録が始まります。

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再度、ボタンをクリックすると、記録が停止します。

記録が停止した状態で下記のボタンをクリックすると、CSVファイルに出力することができます。

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下記のボタンをクリックすると、各軸のグラフの線の位置を変更することができます。

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上記ボタンをクリックして表示される下記のようなウィンドウで表示位置を変更します。

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