Banana Pi M3にUbuntu MATEをインストールする方法

Banana Pi M3(BPI-M3)は、オクタコアCPUを搭載したRaspberry Pi類似のシングルボードコンピューターです。

Banana Pi M3には、内蔵の8GB eMMCにAndroidがインストールされていますが、別のOSを使用することもできます。
別のOSのインストールには、内蔵のeMMCへ書き込む方法と、マイクロSDカードに書き込む方法がありますが、マイクロSDカードに書き込む方法を説明します。

インストールするために8GB以上のマイクロSDHC(マイクロSD)カードを用意します。
ただし、同じ8GBの表記でもメーカー、製品によって、実際の容量が異なりますので注意が必要です。
SinoVOIPで用意しているUbuntu MATEのイメージは、7,818,182,656 バイトですので、それ以上必要です。
東芝のMSDAR40N08Gでは、容量不足でした。
エレコムのMF-MRSDH08GC4Rは、書き込むことができました。

パッケージには、実際の具体的な容量が表示されていませんので、16GBのマイクロSDカードを使用したほうが無難です。
下記のサイトよりOSイメージをダウンロードします。
http://www.banana-pi.org/m3-download.html

ダウンロードしたzipファイルを展開(解凍)します。
展開すると、拡張子もなく、- というファイル名になり、正常に展開できなかったように思えますが、大丈夫です。

下記のサイトでSDカードへディスクイメージを書き込むアプリケーション、 DD for Windowsをダウンロードして、インストールします。
http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows

Winodws7 以降では、DD for Windows をそのまま実行すると、SDカードのドライブが表示されません。右クリックして、「管理者として実行」で実行する必要があります。BPIM3000
「ファイル選択」をクリックして、ダウンロードして展開してできたファイル、-を指定して、「<<書込<<」ボタンをクリックします。

書き込んだマイクロSDをBanana PI M3 のスロットへ差し込み、電源を接続するとSDカードからOSが読み込まれ、起動します。

BPI-M3 Banana PI M3 オクタコア・シングルボードコンピューター
は、下記でご購入できます。
http://www.elefine.jp/SHOP/BPI-M3.html