Super4 コマンドラインでの使い方

Super4 コマンドラインでの使い方


1.Windowsのコマンドプロンプトを起動します。

2.コマンドプロンプトに
“c:\Program Files\tctec\relayset.exe”
と入力して、Enterキーを押すと、コマンドの使い方が表示されます。この際、”(ダブルクォーテーション)も入力する必要があります。”を入力しないと、c:\Programの後のスペースにより区切られ、c:\Programがコマンドと認識されてしまいます。

3.「Windowsへのインストール」で説明した、Super4USBRealy(Relay Mapper)でCommandに表示されるコマンドを基にすると、わかりやすいです。それをコマンドプロンプトに入力すると、指定された動作をします。

例)R1をONにしたい場合
“c:\Program Files\tctec\relayset.exe” -sFTTBJ67O,1

 上記のコマンドで-sがリレーをONすることを意味します。-uを指定するとOFFです。
 FTTBJ67Oは、IDです。Super4専用ユーティリティRelay Mapperで実際に使用するSuper4のIDを調べて、そのIDを入力してください。このIDは、各Super4で異なるユニークな文字列になっています。複数のSuper4をつないだ場合、このIDで操作対象を指定することができます。
 一番左の1は、操作対象のリレーを指定します。R1、R2、R3、R4の順で2進数の下位から割り付けられます。つまり、R1が1、R2が2、R3が4、R4が8の値が割り付けられます。その合計を指定することで同時に複数のリレーを操作することができます。指定以外のリレーに対しては、ONまたはOFFの状態を保持します。

例)R1とR3をONにしたい場合、1+4=5なので
“c:\Program Files\tctec\relayset.exe” -sFTTBJ67O,5

例)R3とR4をONにしたい場合、4+8=12なので
“c:\Program Files\tctec\relayset.exe” -sFTTBJ67O,12

例)R2とR4をOFFにしたい場合
“c:\Program Files\tctec\relayset.exe” -uFTTBJ67O,10


4.指定した時間のみON、または、OFFにすることもできます。
 その場合、 -tと時間をミリ秒で表した数値を入力します。

例)R1を1秒(1000ミリ秒)ONしたい場合
“c:\Program Files\tctec\relayset.exe” -sFTTBJ67O,1 -t1000

 注意・指定時間に達するまでは、別のリレーをONするなど他のコマンドを実行することはできません。

Super4 IDの変更のしかた

Super4 IDの変更のしかた


Super4には、工場出荷時にボードごとに異なる固有のID(シリアル番号)がボード上のICのEEP-ROMに書き込まれています。このIDは、書き換えることもできます。複数のセット(PCとSuper4のセット)で使いたいとき、同じプログラム(設定)を使うことができ便利です。


1.WindowsのスタートメニューからSuper4USBRelay → Super4USBRelayを選択し、起動します。


2.接続させているSuper4の枚数分、IDが表示されます。




3.変更したいSuper4のIDの左のセルをクリックします。




4.選択されたSuper4の行が青く表示されます。




5.上の Seledted Board をクリックし、それで表示された rename をクリックします。




6.新しいIDを入力するためのウィンドウが開きます。




7.新しいIDを入力し、OK をクリックします。




8.IDが書き換えられ、下記のウィンドウが表示されます。この際、USBのドライバーが再設定されます。




9.OKをクリックすると、もとのウィンドウに戻り、しばらくすると新しいIDが表示されます。

USBリレー Super4 Windowsへのインストール

USBリレー Super4 Windowsへのインストール


本体をパソコンに接続する前にプログラムのインストールをしてください。

1. WindowsXPでFramework3.0がインストールされてない場合、下記のサイトからダウンロードして、インストールしてください。
マイクロソフト .NET Framework 3.0 再頒布可能パッケージ

.NET Framework 3.0がうまくインストールできない場合、.NET Framework 3.5でも上位互換性がありますので、それをお試しください。

Windows Vista, Windows7では、標準で.NET Frameworkがインストールされていますので、別途インストールする必要はありません。

2.Super4用ソフトを下記のサイトからダウンロードしてください。
Super4 USB Relay WindowsSoftware

3.ダウンロードしたファイルを実行してください。

4.下記のようなウィンドウが表示されますので、「Next>」をクリックしてください。



5.インストール先を指定してください。デフォルトでは、「C:\Program Files\tctec」にインストールされます。



6.スタートメニューに表示される名称を変えたいときは、このウィンドウで変えることができます。変更の必要が
なければ、そのまま「Next>」をクリックしてください。



7.「Install」をクリックすると、イントールが始まります。



8.インストールが終わると、下記のウィンドウが表示され、ドライバーのインストール、Super4USBRealyを起動するかどうかの指定を求められます。
そのまま、「Finish」をクリックしてください。


このとき、Windows 7では、下記のウィンドウが表示され、ドライバーのインストールができない場合があります。
この場合、OKボタンををクリックしてインストールを終了させ、
C:\Program Files\tctec (デフォルトの場合のフォルダー)にある、CDM20802_Setup (赤い丸のようなアイコン)を実行してください。



9.ドライバーがインストールされます。



10.ドライバーのインストールが終了すると、プログラムが起動します。
Windows 7で上記のエラーが表示され、インストールを一旦中断し、CDM20802_Setupを実行した場合は、自動的には起動しません。WindowsのスタートメニューからSuper4USBRelay → Super4USBRelayを選択し、起動してください。



11.USBケーブル(別売)を使い、本ボードとパソコンを接続してください。

12.画面右下に「新しいハードウェアが検出されました」と表示され、自動的にドライバーがイントールされます。

13.「使用可能になりました」と表示されたら、使用可能な状態です。

14.「Refresh list」ボタンをクリックすると、接続されているSuper4が検索され、IDが表示されます。



15.表の中のONにしたいリレー番号の緑の部分をクリックして、Relay Onのチェックボックスをクリックすると該当のリレーがONします。

16.表の中のOFFにしたいリレー番号の緑の部分をクリックして、Relay Onのチェックボックスをクリックして、チェックを外すと該当のリレーがOFFになります


17.上記のON,OFFの動作時に下のCommandにコマンドが表示されます。このコマンドをコマンドラインに入力することにより、同様の操作を行うことができます(ただし、パスの指定も必要)。