Banana PIでは、主にLinuxをベースとしたOSを作動させることができます。
各種OSのイメージファイルが用意されていますので、それをSDカードに書き込むことにより、起動できるようになります。
用意するもの
- SD(SDHC)カード (4GB以上32GB以下のもの、8GB以上推奨)
- Winddows 7 またはWIndows 8.1 のPC
- SDカードリーダー
下記のサイトより希望するOSのイメージをダウンロードします。ただし、Androidはここで説明する方法と異なります。
http://www.bananapi.com/index.php/download?layout=edit&id=29
ここでは、Raspbianで説明します。
1. Raspbian_For_BPI_V3.1.tar.bz2 をダウンロードします。
2. ダウンロードしたファイルを展開(解凍)します。
拡張子がbz2のbzip2形式ですので、7-zipを使って展開するとよいでしょう。
7-zipダウンロード
http://sevenzip.sourceforge.jp/
3. 7-zipを使って展開すると、Raspbian_For_BPI_V3.1.img というファイルができます。
4. SDカードをフォーマットします。下記よりSDフォーマッターをダウンロードし、インストールしてください。
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/
5. SDカードをSDカードリーダー等に挿入し、SDフォーマッターを利用してフォーマットしてください。Volueme Lavel は、必要に応じて設定します。
6. イメージファイルをそのままSDに書き込んでもOSの起動には使えません。専用のツールが必要です。下記のが日本語で使いやすいでしょう。
DD for Windows
http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows
7. そのまま、DDWin.exeをクリックして起動しても、SDカードのドライブが表示されませんので、DDWin.exe を右クリックして表示されるメニューの[管理者として実行]をクリックして起動してください。
8. 「ディスク選択」で対象ディスクを選択し、ファイル選択で先ほど展開してできたimgファイルを選択し、「<<書き込み<<」 をクリックします。
9. 下記のように「書込が完了しました」と表示されたら、完了です。
SDカードを抜いてください。
10. SDカードをBananaPIにセットし、キーボード、マウスを接続し、BananaPIの電源を入れます。正しく読み込まれるときは、Banana PIの基板上の緑のLEDが点滅します。それが点滅しない場合は、OSイメージが正しく書き込まれてない、SDカードの相性が悪い等の原因が考えられます。